AMELIEMEMO

antiques+couture AMELIEの店主のブログ。アンティークに纏わるストーリー、また異文化の中で思った事や触発された美しいモノ等つぶやいています。

藍ーインディゴー

f:id:lameliememol:20170723235525j:plain

藍。私が高校生の頃、母が藍染の絞りの浴衣を作ってくれました。それから藍染に興味がわきました。両親と家族で宮崎までドライブして綾の手紬染織工房で藍の体験染めをしたり。いい思い出です。藍は和ものと思っていたのですがのちに世界にいろんな藍があることを知ったのはそれからずっと後になってからでした。ヨーロッパの藍についていろいろ調べたり手もとにある資料から覚書きとしてここにまとめてみたいと思います。 

to be continue

photo&written by nao   AMELIE owner  http://amelie.jp/

 

 

 

old school

f:id:lameliememol:20170723222403j:plain

先日 友人の誕生日のお祝いでお泊まりでタンクックアイランドに行ってきました。久しぶりの再会でしたがサンドラとジョー、ご夫婦ともお元気そうでなによりでした。

早速作ってくださった朝食、お二人の優しさが詰まっていて私たちにとって世界一美味しい朝食です。パンやジャムはいつもサンドラのお手製で今回のはオートミールとモラセスとコーヒー入りのパンでした。モラセスの風味が強いのでコーヒーの味はほとんどしないのですがこのさっくりしっとり感はコーヒーを入れるからとか。この島に伝わるレシピでした。

ジャムは漉して作るクリアなストロベリージェリー、そしてルバーブとパインのミックスジャム。うちの旦那はんは これ家でも食べたいと早速レシピを聞いておりました。自分で作ってみるそうです。ルバーブジャムは私も作るのですがもともとアクのある植物なのでどうしても少し渋みが残ってしまうのです。パインを入れると打ち消してくれるんだと一つ勉強になりました。ルバーブはストロベリーとのミックスも美味しいよ、ミックス向きだよって。 

f:id:lameliememol:20170723222611j:plain

f:id:lameliememol:20170723222623j:plain

f:id:lameliememol:20170723225921j:plain

サンドラは一年の半分はアメリカに住んでいるのですがそこでドゥードゥルアートのコースを受講したそうで教えていただきました。ドゥードゥルアートはモザイクのような模様のさまざまなパターンがあってそれをまず練習して手に覚えさせたら好きなモチーフの中にそれで埋めていくのです。こだわってもいいしなーんにも考えなくてただペンを走らせてもいい。崩してもいい。それでもなんだかユニークな絵ができあがるのです。自由で奔放で心を開放するアートだなと思いました。サンドラは美しい絵をたくさんスケッチブックに書いていました。だれでも気軽に楽しめるアートで私も思い切り楽しんでしまいました。カードどかにちょっと絵を添えると素敵なアクセントになるのだそうです。

その後 お隣さんの家にご挨拶に行きました。ちょうど家のリノベーション中でした。典型的なアイランドの家庭のミッドセンチュリーの家をその当時のまま大切に使用されています。海辺のコテージとして使われています。

f:id:lameliememol:20170723231051j:plain

f:id:lameliememol:20170723231126j:plain

f:id:lameliememol:20170723231405j:plain

 

f:id:lameliememol:20170723233459j:plain

f:id:lameliememol:20170723232009j:plain

庭にルバーブがわしゃわしゃ生えています。どれだけジャムが作れるかしら。

f:id:lameliememol:20170723232113j:plain

f:id:lameliememol:20170723232133j:plain

f:id:lameliememol:20170723232145j:plain

f:id:lameliememol:20170723232147j:plain

f:id:lameliememol:20170723232157j:plain

とってもold school(古くて素敵)な時間が流れていました。

夜はパーティーをしてサンドラのお誕生日をお祝いしました。私は彼女の好きなUP side downケーキを焼いて持っていったのですがそれがBDケーキとなりました。この一年も健やかで幸せな年でありますように。

photo&written by nao

 

7月12日(水)PM9:30頃にUPする新着アイテムの内容は

f:id:lameliememol:20170712203213j:plain

f:id:lameliememol:20170712203238j:plain

 

7月12日(水)PM9:30頃にUPする新着アイテムの内容は

カテゴリー antique wear

天然インディゴのアンティークリネンウェア 2点です。

上のはやや薄手のリネン、下は標準的なホームスパンリネンとなります。

どちらも難点のないとても良いコンディションです。

アイテムの詳細は商品ページを御覧くださいね。もしお時間がありましたら御覧いただけると幸いです。<(_ _)>

photo&written by nao

AMELIE antiques + couture owner     http://amelie.jp/

 

 

7月12日(水)PM9:30頃に新着アイテムのUPを予定しています。

              f:id:lameliememol:20161103230557p:plain

お久しぶりです。今日もお読みくださりありがとうございます。先月お知らせしておりましたようにアンティークのフランス製の天然インディゴのウェアが到着いたしました。これからお手入れに入りますので新着アイテムのUPは7月12日(水)PM9:30頃を予定しております。

カテゴリーはantique wearです。色も独特で美しいシルエットです。またUPまでに画像をここに添付いたします。もし関心がありましたら御覧いただけると幸いです。

では失礼いたします。written by nao

AMELIE owner http://amelie.jp/

 

 

 

この6月で11周年を迎えました。

                                                  f:id:lameliememol:20161103230557p:plain

いつもAMELIEMEMOをお読みくださりありがとうございます。6月後半ですね。いかがお過ごしでしょうか。今年は梅雨でも雨が少なめと聞きております。こちらも7月1日のCanada dayを境に暦の上では夏が始まるのですがそれまでの2週間ほど雨や曇りなどぐずぐずした天気が多く今そのまっただ中にいます。傍らのわんこもまったり気味。雨の日は私も寝起きが悪くて。。。。しゃきっとしなきゃ。

さてこの6月でAMELIEは11周年を迎えることが出来ました。2006年の6月からの細々とした歩みにもかかわらずショップをお心にお留めくださり本当にありがとうございます。本当に素晴らしいお客様に恵まれていることが、かけがえのない私の宝物です。日々感謝を忘れたことはありません。

11年間、常に一番に考えていることは「アイテムを受け取ってくださる方に心から喜んでいただけるように。」ということです。そのためには素敵でレアな当時のアイテムの抜群のコンディションのだけを現地から厳選し、納得のゆくまでお手入れし、アイテムの説明と写真をできるだけ細やかに分かりやすく表示し、真心こめてラッピング&メッセージを書き発送の際のパッキングは宛名を大きくはっきり書き、一日も早く届くように届くまで祈り続けています。当たり前の基本的な事ばかりですが、けしてたるむことのないように。

11年の間に日本からカナダに引っ越したので途中からカナダからの発送に変わりましたがこれまで一度も事故も紛失もなく安全確実にお届けできていることも嬉しく思っています。ご縁を繋いでくださったお客様のアイテムに対する思いにこれからも最善を尽くしたいと思っています。

 

年代物のインディゴウェアをお求めいただいたお 客様からいただいたご感想をUPしました。

M様 S様 I様  貴重なご感想ありがとうございました!いただいたお言葉、とても励みになります。嬉しいです。

7月にまたデザイン違いのアンティークインディゴウェアを新着itemとしてUPできるかもしれませんので、他のカテゴリーのアイテムも含めてUPの日時が決まり次第ここにご連絡させていただきます。

よろしければこれからもどうぞAMELIEを宜しくお願いいたします。

AMELIE antiques+couture owner  by nao    

http://amelie.jp/

 

Roots of the Steiff

 

f:id:lameliememol:20170616024536j:plain

 シュタイフ。このぬいぐるみのルーツをたどっていくと一人の女性に辿りつきます。マルガレーテ・シュタイフ(1847-1909年)。生涯車椅子と共に生き抜いた女性です。彼女は赤ちゃんの時の高熱の後遺症で両脚が不自由になりながらも陽気で快活な性格で心配する家族をよそに太陽の様な明るい性格だったのだそうです。

子供時代は新しいゲームを発明するのが得意で自分も参加できるゲームを次々と考え出すアイデアマン&サービス精神の持ち主、また好奇心旺盛で家族や友達に外に連れ出してくれるよう頼み、夏は親戚などの家で生活を共にしたり外交的だった女の子でしたが幾度か受けた両脚の手術は不成功に終わったり、苦悩もたくさん経験しながらも精神的に強く成長してゆきました。

彼女は身体機能がこの先も改善することはないと10代で悟り自分の可能性を広げるためにやがて裁縫を学ぶことを強く望むようになります。裁縫のトレーニングを完了し腕のよい針子になり姉たちと共に自宅を改築した仕事場で針仕事を請け負うようになりました。 

 流行のドレスだけでなく高品質なフェルト製の洋服やテーブルクロスなどの家庭用品はたちまち評判になり中でも子供服を縫うことが一番好きだった彼女は義理の弟のアドバイスを受け人を雇ってフェルト製品のビジネスを起こします。彼女の作る服や子供用の上着の質は高く、経営は順調で針仕事部屋は小さな工場になっていきました。

 ユーモアがあって楽しく面倒見のよい彼女、甥っ子たちも懐きよく遊びに来ていたそう。彼女がパターンからおこして作ったいくつかのフェルトの小さな象の針刺しを子供たちがおもちゃとして楽し気に遊んでいる姿を見て、おもちゃとしても作ってみたところ、そのかわいさが巷で受けて大人気に。柔らかい素材でできた動物のおもちゃというものは当時は画期的だったのだそうです。時は1880年、シュタイフの創業の年となります。他の動物も増えてゆきマルガレーテの仕事場はフェルト製品とおもちゃの工場になってゆきました。

 “最高のものだけが、子供に与えられるに値する。” 彼女のモットーだったその言葉通り、最高品質の材料のみを厳選し使用されました。鉄の意志で仕事に邁進し、前向きでポジティブな人柄で会社はどんどん成長してゆきました。自分のビジネス全般に目を細かく配り毎日のように工場に出勤し誰に対しても面倒見が良く仕事場で皆と肩を並べて製作することで皆の士気を高め、なによりもぬいぐるみを腕に抱える子供の姿を常に頭に置いて製品の質に関しては決して妥協を許さなかったのだそうです。                              f:id:lameliememol:20170616040457j:plain

幼い頃からマルガレーテの傍らで遊び慕っていた甥っ子のリチャード・シュタイフは大学で学んだ後マルガレーテの事業に参加し、シュタイフ作品の基礎となる動物のスケッチを数々描き続けながら「本物のようなクマのぬいぐるみ」を思いつき、腕と脚を動かせる毛足の長いモヘアで作られたクマのぬいぐるみを設計します。これが世界で最古のぬいぐるみのベアともいわれている55PBです。(テディベアのルーツには諸説があります。)f:id:lameliememol:20170616040829j:plain 正直マルガレーテはこのベアはいかがなものかと、あまり人気がでないのではと思っていたそうで予想通りドイツのライプチヒの見本市で発表したところ評価は「高すぎる。」「かわいくない。」と散々でがっかりしながら帰り支度をしていたその時、あるアメリカ人バイヤーの目にとまり、3,000体もの注文が入ったのだそう。「ヨーロッパでは受け入れられなくても、アメリカの子ども達が毎晩抱いて眠りたいものはこれです。」と。

それからはアメリカのルーズベルト大統領の晩餐会のテーブルディスプレイに使われたり(上の写真右下が大統領)、セオドア・ルーズベルト大統領のニックネーム「セオドア=テディ」にちなんで、クマのぬいぐるみは「テディベア」と呼ばれるようになったり時代が後押しするかのように一大ブームを巻き起こしてゆきます。この成功はまさにマルガレーテの不屈の精神とゆるぎないクラフトマンシップと子供達や社員への愛情の継続があったからこそという気がします。

                 f:id:lameliememol:20170616204921j:plain

f:id:lameliememol:20170616045421j:plain

こうして世界的に有名になったシュタイフ社でしたが第一次世界大戦と第二次世界大戦の戦中戦後は、材料不足に苦しみその間にいろいろ工夫された跡を残すベアも現存しています。(中の綿が木くずになっていたり)。1950年代に入り、ようやく本来の品質の良さを取り戻しますが1970年代に入ると、欧米の出生率の低下や東アジアからの安い輸入品との競争などから大打撃を受けてしまうのでした。しかし1980年代 シュタイフ社の端々まで考え抜かれたデザインや選び向かれた良質な素材、丁寧な縫製やアート性からも現代の大人たちに再認識され見直されだしました。子供だけでなく大人だって求めているものだと。

       f:id:lameliememol:20170616203447j:plain

マルガレーテは経営者として従業員たちに気を配り、思いやることを生涯貫き通し障害を持つ人に仕事を与え、子どものいる人には会社に連れてくることを認めるなど、19世紀では珍しい開かれた会社を作っていた先駆者でした。ウーマンリブとしても。

時は1909年5月9日、マルガレーテは61歳で天国へと旅立ちます。その精神を受け継いでひとつひとつ手作りしてゆくことを誓いマルガレーテの甥が会社を引き継ぐことになります。「ハンドメイドを続けることが大事なの。機械に頼らないのよ。」と常に話していたそうです。今から100年以上も前にまるでいつか時代が大量生産の物に溢れ飽和状態になり人々の心が渇いてしまうそんな時代を見据えていたかのような言葉を。

シュタイフのぬいぐるみにはそんな彼女の壮大な精神が今もずっと受け継がれている気がしてなりません。ぬいぐるみは何も語らないけれど手にすると静かに伝わるぬくもり、なにか言いたげな口元、当時のぽってりとしたグラスアイズの静かな輝き。いつも同じ顔なのになんだか表情豊かに見えたりするとこ。ぬいぐるみっていくつ年を重ねても、目が合うとなんだか気持ちを上向きにしてくれる永遠の相棒なのかもしれません。 

       f:id:lameliememol:20170616051217j:plain

           彼女の生涯は映画にもなっています。 

画像出典 Zespół Kształcenia Podstawowego i Gimnazjalnego nr 33

 written by nao     AMELIE owner http://amelie,jp/ 


 

6/14(水)PM9:30頃にUPする新着itemの内容は

f:id:lameliememol:20170614173829j:plain

f:id:lameliememol:20170614173847j:plain

f:id:lameliememol:20170614173909j:plain

f:id:lameliememol:20170614173932j:plain

f:id:lameliememol:20170614173943j:plain

6月中旬、いかがお過ごしでしょうか。いつもご覧くださりありがとうございます。

6/14(水)PM9:30頃にUPする新着itemの内容はビンテージシュタイフのぬいぐるみです。ヒツジx2 ベアx1です。

いずれもとても希少なモデルのビンテージシュタイフとなります。

ホワイトひつじはまるでリアルな子羊のような抱っこしたくなるサイズ。尻尾や足の造形までもリアル💛

ダークカラーのひつじは手のひらサイズで美しいブルーアイズ。

ベアはゾッティです。今にもしゃべりだしそう!?

すべて耳にオリジナルのシュタイフバッジがついています。

f:id:lameliememol:20170614180100j:plain

 

f:id:lameliememol:20170614175210j:plain

f:id:lameliememol:20170614175550j:plain

 

もしお時間がありましたらご覧いただけると幸いです。

photo&written by nao

AMELE antiques + couture owner  

AMELIE antiques+couture