AMELIEMEMO

antiques+couture AMELIEの店主のブログ。アンティークに纏わるストーリー、また異文化の中で思った事や触発された美しいモノ等つぶやいています。

手術することになりました。

このところ検査とかでなかなか更新できませんでしたが婦人科系の疾患で手術することになりました。婦人科系のことなのであまり公に書くのをためらっていたのですがろいろ考えて書きたいと思います。私、子宮頸がん検診で異常がみつかりました。

実は子宮頸がん検診で初めてひっかったのは38歳の時でその時は日本にいました。カナダに渡航する前に念のためにチェックしとこうかなと家の近くのクリニックで検診したら異常がみつかったのです。それまでまったく不調を感じたことがなかったので青天の霹靂でした。

その後がんセンターでの再検診の通知が来たのはカナダへ移住する3日前にせまっていました。そこでも再検診しましたが渡航日を変えられなかったので、その診断結果は後日カナダに郵送とのことでした。

現地で再検査する場合に備えて、英語でなんと伝えたらいいか悩んでいた私にそこの先生が「あちらにいったら医者にこれを見せなさい。」とドイツ語で私の症状を書いてくださいました。「カナダの方が婦人科系の病気に対しての人々の意識が高いから。日本は意識が低いから検診に来る人が少ない。」とお話しされていました。長寿国世界一の日本でもそんな現状なんだと感じたのを覚えています。

カナダに送られてきた検査結果はガンではないがその手前の異形成期でした。私は母が50歳でやはり婦人科系のガンで亡くなっているのです。母は定期健診に行っておらず手遅れになってしまいました。なので私はそれを教訓とし、もし私も同じようになってしまったら母はうかばれないだろうとカナダにきてからも定期健診を受けていました。

こちらでは子宮頸がん検診はPAPといって自分のファミリードクターにチェックしてもらいます。産婦人科ではなくファミリードクターのいるオフィスでするのですが、オフィスは大抵総合ビルの一室で無機質なベッドと机を椅子がただ置いてある狭い事務所のような空間です。

初めは「え?ここでもしかしてするの?しかもいつものファミリードクターが?」とびっくりでした。ドア一枚隔てたむこうは待合室で老若男女たくさんの人がいるってのに。まあ治療目的が果たせられれば無駄はものはいらないというシンプルさはカナダの国民の医療費は国民の税金で賄われているからだと思います。受診も検査も一般的な手術代も。(但し薬代は別。所属する会社が負担する場合も有りケースバイケース)。ただし医者不足のカナダ、専門医にたどりつくまで数か月待ちが普通ですし手術する場合とかそれからになるので命にかかわることも。医療費無料の代償といえるでしょう。医療体制は州により若干異なります。

カナダのファミリードクターは総合医師的な存在ですべてのジャンルの知識に精通しておりPAPもします。そこから必要とあらば専門医に振り分けられるのです。なのでここが私たちの健康の窓口となります。

カナダの医療は思った以上にちゃんとしてるなと、旦那の心臓病での病院の処置で最近でこそ感じ始めている私ですがそれまでは外国だし頭の中では日本の医療のほうがすぐれているという意識がどこかにあって常にここの医療、本当に大丈夫なの?って思ってました。それは払拭されましたが。でも私の知っている日本人の方は安心できる日本にその都度帰国し治療している人もけっこういます。

お医者さんも人間ですから経験値や知識量など人に寄って様々。こちらでは1家族に一人の専属の主治医を探す必要があります。人気のあるファミリードクターはたくさんの人を抱えているのでなかなか空きもありません。私のファミリードクタ―は女性で、けして愛想は良くないけれど身体の不具合に対して的確に処置してくれるし婦人科系も相談しやすく私は信頼しています。でも患者からの評価は真っ二つに分かれるタイプ。腕はいいけど感じが悪いみたいな。今 ドクターの評価はネットでレビュー評価でわかるようになっています。

ということでカナダでのPAPの定期健診でも日本と同じ結果が数年続いていたのですが今回の定期検診でハイスコアがでてしまったのでファミリードクターがスペシャリストへまわしそこでコルポスを受けました。結果、細胞診では現時点でガンではないが将来変化する可能性が高いので今のうちに手術しますとのこと。手術といっても早い段階なので体への負担もそんなにないそうですがやっぱり不安。

旦那はんは「早く見つかって良かったね。」と言ってれるのだけど人生初の手術、びびりな私はやっぱり怖くて(涙)手術日の書かれた手紙が今月中くらいに来るはずなので遅くとも一か月以内に行われると思います。でもだんだん早く悪いところとおさらばだぜ、と清々した気持ちになりつつあります。しなきゃいけないこと山ほどあるし。話がそれましたがそうです、何が言いたくて今日これを書いたかというと

女性の皆さま、子宮頸がん定期検診に行ってください。

おっくうになる気持ちわかります。私もそうです。30代が最も多くその次に40代と比較的若い年齢で発症しやすくしかも疾患があったとしても無症状が多いのです。私もそうでした。今だってそうです。

検診に痛みはほとんどありませんしすぐ終わります。せっかく現代は最先端の医療技術があり誰でもそれを受診できるのですから利用しない手はありません。早期発見しか予防はないんです。一年に一回、検診しましょう。私もいまだに腰が引けるけど。 

photo&written by nao:AMELIE antiques + couture  owner